勾留決定後に準抗告が認容された痴漢事件(50代男性・会社員)

罪  質 東京都迷惑防止条例違反(痴漢)被疑事件
前科前歴 前科1犯(強制わいせつ)
年  齢 50~60
職  業 会社員
釈  放 勾留決定の取消し
釈放年度 平成29年
結  果 不起訴
示  談 成立
示談金額 80万円
提出書類 本人誓約書、身元引受書、運転免許証、名刺
裁判所名 東京地方裁判所
裁判官名 不明
特記事項 強制わいせつは本件より10年以上前の犯行

事案の概要・相談に至る経緯

被疑者は東京都内在住の自営業者、50代男性であった。被疑者は、痴漢の目的で電車に乗り込んだ後、被害者の隣に座り、肘で胸を触る、手で太ももを触るなどの行為を約30分行った。その後、被害者が電車を降りたため、被疑者もこれに応じで電車を降りたところ、目撃していた男性によって捕まえられて、警察官に引き渡された。逮捕翌日、被疑者の妻から本件について依頼を受けた。

勾留請求をしないように求める意見書

妻からの依頼を受け、同日中に被疑者の接見に行くと共に、妻の身元引受書、本人の誓約書を作成し、検察官に、身体拘束が続くと被疑者の経営している業務が停滞してしまい、重大な不利益を受けることを説明するとともに、勾留請求をしないように求める意見書を提出した。

その結果、検察官から勾留請求がされず、被疑者は釈放された。

釈放後の弁護活動

釈放後、被害者と連絡を取り、示談に向けた話し合いを行った。示談に向けた活動と並行して、被疑者には、精神科への通院と、性犯罪者に対する更正プログラムを受けさせた。
被害者との間で無事示談が成立したため、検察官に対し、不起訴意見書と共に、示談書及び更正プログラムの受講状況に関する資料を提出したところ、本件は不起訴処分とされた。

以上

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